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  深谷市大字田谷   永明稲荷神社 ホームページ

 御祭神 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
 氏子区域 田谷

 康正年間(1455〜56)ごろ、深谷城主の上杉家により、城の戌亥の方角の守護としてまつられたものといはれる。上杉氏が城の守護としてまつった一仏三社の一つである。一仏とは瑠璃光寺の寅薬師、三社とは末広稲荷(稲荷町)・永明稲荷・智方明神(本住町)のこと。社名の「永明」は、別当となった高泰院永明寺に由来する。
 明治45年に、稲荷町の稲荷神社に合祀され、田谷の氏子も稲荷町の氏子となったが、社殿はそのまま残り、田谷地域の鎮守として現在は独自に祭典を行ってゐる。合祀は実質的には書類上のものとなった。
 古く、陰暦9月22日の勧請日と伝へる日を祭日としてゐたが、現行の祭日は次の通りである。
 初午祭(2月)、春祭(4月10日)、夏祭(八坂祭、7月下旬)、秋祭(11月3日)。
 南速道「深谷名木 高泰院の一つ松」の下に祀られてゐた天神社も稲荷神社に合祀され、社殿が移転されてゐる。旧天神社(祭神 菅原道真公)は、2月25日と9月25日が縁日だったといふ。
参照 稲荷町・稲荷神社