書籍化、まもなく完成

ブログの記事を選んで1冊の本に残そうと思ってから、だいぶ時が経過したが、ようやく印刷ショップへの「入稿」が終った。まもなく完成である。
次に、(1)印刷用データの作り方と、(2)記事のまとめ方について書きとめておく。

(1)印刷は、ネットの印刷ショップが格安で良い。昔の印刷屋では、格安にしてもらえるのだから納期が遅いのはしかたがないという方式だったが、ネットでは1週間でできる。昔の印刷屋では、レーザープリンタなどで完全版下を作れば、格安になったが、今は版下の代わりにpdfファイルを送信するだけである。
ネットのサイトでは、グラフィカルなパンフレットの印刷を想定した指定ソフトの解説が詳しいが、通常の書籍のレイアウトなので、ワープロ文書ファイルをpdfに出力するだけで良い。pdf変換は JUST PDF など有料のものが、日本語への対応に問題がなく安心感がある。

「通常の書籍のレイアウト」とは、ページの上下左右に15mmm以上の余白を付けること。表紙も同様にすればトラブルはない。表紙と裏表紙と背表紙を1枚の紙に印刷するので、、ワープロで用紙サイズを正確に設定して、全体をワープロ1ページ分にデザインする必要がある。サイズに間違いなければ、四隅にトンボを付ける必要もない。
表紙の裏は見返しのように空白でも良いと思ったが、本文で使用の画像を、カラー口絵の感覚でレイアウトしてみた。
pdfは本文108ページ1ファイル、表1-4、表2-3で2ファイル。

(2) ブログのような、大量の短い文章を、どうまとめるか。
テーマを決めて、テーマに沿ったものだけを選んでみる。
次に全体の構成や配列をどうするか。選んだ文章から、重要でないものを外して、半分に減らしてみる。すると章構成の輪郭が見えてくるものである。それを幹として、全○章が決まれば、先ほど外したものは、どこの枝として配置すれば良いかがわかる。左右の枝のバランスが悪ければ、書き足すこともあるし、捨てたままになることもある。
この章はまとまりが悪い、と思ったら、章全体を短くしてみると、起承転結の転までしかないことがわかり、結を書き足せば良いというふうになることもある。
捨てるのに惜しいものは、章構成とは別に、巻末に並べる方法もあるだろ

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