
御祭神 木花開耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)
氏子区域 大字人見
深谷駅の南2kmほどのところにある仙元山の山頂に鎮座する。創建年代は不詳だが、平野部が広がる中の単独の小山だけに、古代から地方の霊山として神聖視されたものと思はれる。一説に源頼朝公の時代の勧請ともいふ。平家物語や太平記に登場する武州の人見四郎といふ名の武将は、当地の出身と思はれ、近くに人見氏館址が保存されてゐる。南北朝時代の延文二年(1357)の宝筺印塔が境内から出土してゐる。仙元山の麓には上杉氏によって昌福寺が建立され、長らく当社の別当となった。近世は養蚕守護や安産講などの信仰を集めた。昭和3年郷社。
例祭(7月25日)、節分祭(2月3日)、祈年祭(旧安産講、4月13日)、新嘗祭(10月19日)、大祓(12月30日)

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