楡山神社のおもな末社

稲荷神社

いなりじんじゃ。通称 稲荷様 北向き稲荷。
穀物の神で、五穀豊穣、養蚕守護、商売繁盛の神。
〔原郷中部にあった伊奈利神社と木之本にあった富士浅間神社境内の富士守稲荷神社などを合わせて移転。主な祭神は豊受毘売命(とようけびめのみこと)〕

荒神社

こうじんじゃ。通称 荒神様。 →荒神社の彫物・二十四孝
火の神、かまどの神であり、火の災いを防ぎ、家を守護する神。
〔もと字根岸に鎮座。主な祭神は火産霊命(ほむすびのみこと)〕

天満天神社

てんまんてんじんじゃ。通称 天神様
学問の神。和歌や書の神でもあり、雷除けの神でもある。
〔もと木之本の仙元山(古墳)に鎮座。同所の浅間神社(木花佐久夜毘咩命)、根岸の市杵島神社(弁天様)(音楽や芸能の神)なども合せ祀られている。主な祭神は菅原道真公(すがわらのみちざねこう)〕

手長神社

てながじんじゃ。通称 手長様
火ぶせの神。
〔もと城西ほか各地の同名神社を合せて祀る。祭神は天手長男命(あめのてながをのみこと)〕

大雷神社

だいらいじんじゃ。通称 雷電様
雨を降らし、豊作をもたらす神
〔原新田より移転。主な祭神は大雷神(おほいかづちのかみ)〕

八坂神社

やさかじんじゃ。通称 天王様(てんのうさま)
無病息災、疫病除けの神
〔古くからの末社だったが、根岸の同名の八坂神社を合祀。祭神は須佐之男命(すさのをのみこと)〕

知々夫神社

ちちぶじんじゃ。通称 妙見様
〔幕末のころ木之本と根岸の境の妙見山(古墳)に勧請。妙見山の言われの元である。とりわけ眼病や養蚕などの守護という。 祭神は、八意思兼神(やこころおもひかねのみこと)、知々夫彦命(ちちぶひこのみこと)〕